ビットコインや仮想通貨の投資では個人単位でも何百万、何千万、何億というお金動いていますが、その管理は自己責任ですので、常に安全性を意識しておかなければなりません。
実際に、数多くの取引所でハッキング事件やビットコイン消失、出金停止処理などで大きなお金が盗まれたり、失われたりしています。
自分の判断で取引を失って損切りしたのであれば諦めがつきますが、セキュリティ対策などできることがあったはずなのにお金を失ってしまっては後悔しても悔やみきれませんよね。
ということで今回は、仮想通貨の保管方法をそれぞれ比較した上で、最も安全で便利なウォレット・保管方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にご自身の仮想通貨のセキュリティ対策をしてみてください。
※最近ではコインチェックでハッキングがあり650億円が失われ、コインチェックに資産をいれていたユーザーにも影響が可能性があることを考えると間違いなくハードウェアトークンで保管すべきでしょう。
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Contents
過去に仮想通貨取引所のハッキングが相次ぐ
仮想通貨の安全な保管方法を取り上げるということは、つまり、仮想通貨が盗まれたり、消失してしまう事件が起こっているということ。
実際に例にあげると、2014年3月には東京の取引所であるMt.Gox(マウントゴックス)では115億円相当のビットコインが消失し、なくなった資産は払い戻しされなかったことが最も有名な事件です。
他にも、2017年7月にはウクライナの取引所であるLiquiでユーザーが3.5BTC失ったり、2016年8月には香港の取引所であるBitfinexでは120,000BTC(取引所の36%を占める量)が流出してます。
これらの他にも数をあげればキリがないほど、仮想通貨のハッキング・消失事件が起こっていたり、ネット上だけでなくリアルでも盗難が起きていたりと、もはや他人事ではありません。
もちろん、ハッキングされる取引所の脆弱性に問題があるのですが、だからといって盗まれたお金が返ってくるわけではありませんので、対策としてできることをしておく方が賢明でしょう。
特に海外の仮想通貨取引所を使用していたり、資金を長期的に保有したり、大きな資金を所有しているのであれば、セキュリティの高い管理を徹底することをおすすめいたします。
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仮想通貨を保管する方法・ウォレットの仕組み
それでは、実際に仮想通貨を保管する方法をご紹介していくのですが、仮想通貨の保管には「ウォレット」を使用します。
ウォレットというのは、簡単にいうと、「仮想通貨を保管しておく場所」のことで、自分のPCやクラウド上のストレージに仮想通貨を保管することができます。
取引所に入れておくと、先ほども取り上げたようにハッキングのリスクが存在するため、このウォレットを使用して保管するのが普通です。
なお、このウォレットには種類があり、ホットウォレット(オンラインのウォレット)とコールドウォレット(オフラインのウォレット)に分類することができ、下記の方法があります。
- オンライン上のウォレット(ホット)
- ソフトウェアウォレット(ホット)
- ハードウェアのウォレット(コールド)
- ペーパーウォレット(コールド)
ハッキングや消失のことを考えると、オンラインよりもオフライン、コールドウォレットの方が安全性の高い保管方法と言えるでしょう。
ウェブ(オンライン)ウォレット
まず、最初のウォレットはオンライン上にあるウォレットで、具体的には「Blockchain.info(ビットコイン)」や「MyEtherWallet.com(ETH&ERC20トークン)」といったものが挙げられます。
オンラインウォレットの使用方法はいたってシンプルでメールアドレスを登録して、IDとPASSWORD(Blockchain.infoの場合)や秘密鍵ファイル(MyEtherWallet.comの場合)でログインして利用するサービスです。
簡単に使用できるのですが、オンライン上のウォレットということであり、第3者の管理となりますので、ハッキング等のリスクが0とは言い切れません。
また、取引所やウォレットにおいてURLを少し変えてフィッシングを行ったり、という盗難もありますので、そのリスクを考えると大きなお金をオンラインに預けるのは少し不安な一面もあります。
ソフトウェアウォレット(ウォレットをダウンロードしてデスクトップ上に保存)
ソフトウェアウォレットとは、簡単にいうと、「自分のデスクトップやスマホにソフトウェアをダウンロードして使用するウォレット」のことを指します。
オンラインのウェブウォレットとソフトウェアウォレットの違いは、「ID / PASS(秘密鍵)」を第3者に送るかどうかにある、といって言いでしょう。
ソフトウェアウォレットでは自分自身のデスクトップにすでにダウンロードしていますので、「ID / PASS(秘密鍵)」が第3者に渡ることはありません。
そのため、パソコン自体がハッキングされたり、ウィルスに攻撃を受けない限り、勝手にログインされてお金が抜き取られるというのは起きづらいでしょう。
なお、ソフトウェアウォレットは各仮想通貨の公式サイトからダウンロードすることができます。
ただし、自分自身で全て管理を行わなければならないため、IDやパスワードをなくしてしまうと、最悪復旧できない可能性があるのがデメリットと言えます。
ハードウェアウォレット
続いてはコールドウォレットの1つであるハードウェアウォレットですが、仮想通貨を完全に別の専用装置(ハードウェア)に保管する方法です。
この保管方法であれば、IDやパスワードが盗まれたとしても、ハードウェアがないと仮想通貨を取り出せませんので、中身を盗まれることはありません。
盗まれる可能性があるとすれば、ハードウェア自体を盗まれてしまった場合ですが、オンラインでのハッキングよりはかなり可能性が低いでしょう。
ウェブウォレットやソフトウェアウォレットとは異なり、実物が形として存在するというのが安心にもつながりますし、管理場所さえ安全であれば、非常に安全な保管方法と言えます。
気をつけなければならないことは紛失や破損で、こちらも金庫や安全な場所に管理さえしておけば心配する必要はないでしょう。
また、ハードウェアウォレットは少々お金がかかりますが、失うリスクを限りなく低くできることを考えれば、いい投資と言えます。
取引所のハッキングや消失の可能性を限りなく低くするためには、このハードウェアウォレットがおすすめで、今後ますます普及していく保管手段です。
最近ではコインチェックも650億円分のネムが盗難されておりますので、間違いなくもっとも安全なハードウェアトークンで保管すべきでしょう。
ただし、後でも話しますが、ハードウェアウォレットをebayやAmazonなどで購入すると、ハッキングされる可能性がありますので、必ず下記の公式サイトで購入するようにしてください。
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ペーパーウォレット
もう1つのコールドウォレットとして、ペーパーウォレットという方法があり、紙で仮想通貨を保存することもできます。
仕組みとしてはウォレットのアドレスと秘密鍵を印刷することで、紙幣に仮想通貨を保管できるため、ハードウェアウォレットと同様にハッキングのリスクはありません。
ただし、デメリットとして保管先が「紙」ですので、ハードウェアウォレットに比べると、色褪せたり、水に濡れるなどで破損しやすいということが挙げられます。
また、取り出すたびに毎回データを作って印刷をしなければならないのも手間になりますので、取引の多い方には向かない保管方法と言えるでしょう。
最も安全でおすすめの保管方法は”コレ”
仮想通貨の保管方法を4つご紹介していきましたが、仮想通貨を安全に保管するのであれば、より安全な方法で保管する方が賢明です。
ホットウォレットではオンライン上でのハッキングや盗難のリスクが高まりますので、仮想通貨の保管は原則としてコールドウォレットで保管するようにしましょう。
また、コールドウォレットの中でも紙のペーパーウォレットは破けたり、色褪せたり、濡れたりと破損のリスクが高いため、機械のハードウェアウォレットが最もおすすめの保管方法となります。
ハードウェアウォレットには「LedgerNanoS」や「TREZOR」といった種類があり、「LedgerNanoS」の方が取引通貨も多いため非常に人気があります。
ちなみに、LedgerNanoSの対応通貨は下記の通りです。
- Bitcoin Cash(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- DOGECOIN
- Zcash
- DASH
- STRATIS
- イーサリアム系トークン
LedgerNanoSは使用方法も公式サイトに詳しく載っており、フランスでは在庫がなくなっているほど人気なウォレットですので、早めに手に入れておくことをおすすめします。
「ビットコインの神」と言われているあのロジャー・バー氏もウォレットを分散して管理していますので、我々も主要の仮想通貨をハードウォレットに入れて安全な場所に保管しておくといいでしょう。
ハードウェアウォレットを購入するなら必ず”公式サイト”で
ハードウェアウォレットを購入する場合には、1つだけ注意しなければならないことがあります。
それは、「決してAmazonやebayといったオンラインネットショップではなく必ず”公式サイト”で購入する」、ということ。
というのも、ebayで購入したハードウェアの中身に手が加えられており、それを購入した方の仮想通貨が盗まれるという事件が海外で起こったからです。
参考:【注意喚起】ハードウェアウォレットをAMAZONで買う危険性
他にもハードウェアウォレットが無料で配られており、それを利用したユーザーの仮想通貨が抜き取られる、という事件もありました。
日本最大手の取引所であるコインチェックも650億円分の仮想通貨がハッキングされておりますので、もっとも安全なハードウェアトークンで保管すべきでしょう。
そのため、購入をするのであれば必ず公式サイトで、その履歴を残しておくことが自分自身の身を守ることになりますので、これだけは必ず守るようにしてください。
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まとめ
取引所で仮想通貨がハッキングされたり、ビットコインが消失したり、と取引所での管理にはリスクがあるため、自分自身でセキュリティ対策を行うべきである。
仮想通貨の保管はウォレットを使用し、ウェブウォレット、ソフトウェアウォレット、ハードウォレット、ペーパーウォレットなどで保管が可能。
ハッキングや消失のリスクや紛失や破損の可能性を考えると、最も安全な仮想通貨の保存方法はハードウェアウォレット。
ハードウェアウォレット自体がハッキングに使用されるリスクもあるため、必ず公式サイトで購入する必要がある。
参考:初心者におすすめの仮想通貨取引所ランキング!取引所はこれで完璧!
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